【キャンプを楽しむために】知っておきたいキャンプでのリスク回避と対処方法

自然の中にいるということは、危険やリスクと隣合わせ!!今回はキャンプでの様々なリスクや危険から回避する方法をご紹介します。

こんにちはサクラです♪

最近のキャンプは道具を揃えれば便利だし、キャンプ場もキレイに整備されたオートキャンプ場が多いので何か安心しちゃいますよね♪

でも、どんなに便利で整備されていても野外だということを忘れちゃダメです!

●危険生物から身を守る

野外である以上、整備されたオートキャンプ場でも危険な生き物はいます。

季節や場所によっても違うので、基本的な知識を持ってキャンプを楽しみましょう。

●スズメバチ

キイロスズメバチやオオスズメバチは攻撃性が高いので、見つけたら刺激しないようにそっとその場を離れましょう。

特に警告音(カチカチあごを鳴らしている時)は襲ってくる直前なのでそっと急いで離れましょう。

もし刺された場合はまず毒抜きしましょう!
以前紹介したポイズンリムーバーがあるとかなり便利です♪

関連記事➡キャンプの虫対策や怪我の処置・危険生物から身を護る方法

スズメバチの活動時期が3月~11月で、夏に巣が最大になり繁殖期を迎えます。

この時期が特に危険なので巣を見つけたら絶対に近づかない!

木の幹にも巣があることが多いので、大きな木の幹に開いている穴には極力近寄らない・白っぽい服を着て帽子を被るを徹底しましょう。(ハチは黒い物に向かって攻撃してくる)

そして匂いにも敏感なので、キャンプに行く時は香水を付けないようにしましょう。

毒ヘビ

代表的なのが、マムシやヤマカガシです。
特にヤマカガシは猛毒を持っているので噛まれるととても危険です。

毒ヘビに関しても上の記事に詳しく載ってますので参考にしてみてください。

●熊・イノシシ

危険なのはハチやヘビだけじゃありません。
キャンプ場周辺は山があることが多いので動物もたくさんいます。

人が多く集まる場所に好んで近づいてきたりはしないと思いますが、万が一ということもあるので対策はしておきましょう。

まず熊ですが、人間の気配がする場所に自ら寄ってくることは少ないです。

ですが、キャンプ場が熊のテリトリーだった場合は出会ってもおかしくありません。(特に無料のキャンプ場)
・・・怖いですね。

でも熊の方も人間が怖いので人工的な音が苦手です。

なのでラジオの音やビニール袋をガサガサする音、話し声などどにかく人工的な音を出すようにしておけば向こうからお邪魔しにくるようなことはありません。

万が一、散歩中や散策中に出会ってしまったら!!
当たり前ですが《死んだふり》は使えません。

熊は雑食なので、お腹が空いていれば肉だって食べます。
なので死んだふりは自ら熊に自分を『どうぞ♪』と差し出しているようなものです。
絶対やめましょう!

また、早く逃げなきゃ!!と背中を向けてダッシュで走って逃げるのもNGです。追いかけられます。

目を見ながらゆっくり後ろに下がりましょう。
食べ物を持っていたら熊の方に投げて気をそらすのも有効です。

食べ物に気を取られている間にダッシュで逃げましょう!

アイテムだと、熊除けのスプレーや催涙スプレーを使うという手もあります。

でも、出会わないのが一番なのでシーズンにキャンプに行く時はその市町村の熊出没マップを確認しておきましょう。

イノシシは私の住む場所にもいますが、かなり狂暴です。
突進されるのもそうですが、噛みついてくることもあるので危険です。

熊と一緒で向こうからわざわざ近寄ってはこないと思いますが、襲われてたら木の上に登るのが有効です。

熊は木に登れますが、イノシシは登れないので♪

●体のトラブルから身を守る

その時期によって気温や環境が変化するのがキャンプの楽しみの一つでもありますよね♪

でも暑い夏や寒くなる秋に多い体調トラブル、焚き火やバーナー・ランタンによる火傷などいろいろなトラブルが起こりえます。
なのでしっかり知識を付けておきましょう。

熱中症
気温が高い所に長時間いたり、水分をしっかり取らなかったりすると体温が上がりすぎてしまい、体調が悪くなってしまいます。

めまいや頭痛・フラフラする・吐き気がするなどの初期症状が出たらすぐに涼しい場所に移動し、水分補給と体温を下げるように脇や首に冷たいタオルを巻きましょう。

意識がない場合は体温を下げながら救急車をすぐ呼んで下さい。

低体温症
雪山や極寒地に行くわけじゃないから大丈夫♪
なんて油断は禁物です!

キャンプ場でも夜はグッと冷え込みます。
特に体温調整が上手くできない小さいお子さんには注意は必要です。

唇が青紫になったり、ブルブル震えていたら低体温になりかかってます。

予防としては汗や雨でぬれた服はすぐ着替える・防寒着を持っていって寒くなったら着せる・体温が下がってしまったらとにかく温かくする!!

子供だけじゃなく、普段寒さにあまり慣れていない大人も気を付けましょう!

ヤケド
火をよく使うキャンプではヤケドに注意が必要です。

特にお子さんは楽しくてはしゃぎすぎてしまい、ランタンやバーナーにぶつかってしまうことも・・・
沸かしていたお湯がかかる可能性もあります。

もしヤケドをしてしまったら、まずは患部をしっかり冷やしましょう。

お湯が服の上からかかってしまった場合、服は脱がせないでそのまま上から冷水で冷やします。

手や指など、そんなんに大きくないヤケドは水道があればすぐ冷やし、あとはビニールに水を入れてその中でしばらく冷やします。

大きなヤケドをした場合は冷やしながらすぐ病院に!!

●トラブル回避の便利グッズ

●ファーストエイドキット(救急セット)
アウトドアを楽しむなら万が一のための準備も必要です。
ポーチに救急セットを入れて持ち運びましょう。

いつも飲んでいる薬や、急な体調不良用の市販薬も入れておくと安心です♪

セットで売っていますが、100均でポーチを買ってきて自分で使いたい物を入れてもいと思います。

●ポイズンリムーバー
キャンプに限らず、野外で遊ぶならこれは持っていた方がいいと思います。

毒虫(ハチや蚊、クモなど)に刺されたり、ヘビに噛まれた場合にすぐ毒を吸い出すことが出来ます。

もちろん応急処置なのですぐ救急車を呼ぶのはもちろんですが、待っている間も毒を吸い出し続けられます。

実はちょっとしたトゲが刺さった場合もこれで吸い出すと簡単に取れる時があります♪

手軽に食べられる物
といってもおにぎりやサンドイッチなどではありません(笑)
日持ちして、常温でも大丈夫な高カロリーな食品を準備しましょう。

有名な物だとみんな大好きチョコレート♪

普通のキャンプ場で遭難することはそうそうないと思いますが、ちょっとトレッキングしに行った時の休憩時に手軽につまめてしかも短時間でカロリー補給ができます。

お子さん連れの場合はお腹が空いた!!とグズッた時に活躍します♪

ジップロックにミックスナッツや、手軽においしく食べれるフルグラなど入れて持っていくのもオススメです。

まとめ

今回はキャンプ時に起こりえるトラブルとその対処方法を簡単にご紹介しました。

実際に熊やイノシシに出会って、上に書いたような行動がすぐ取れるかと聞かれたら・・・正直難しいです(笑)

なので普段からシミュレーションしておくのが大事だと思います。

避難訓練や防災訓練と同じですね!
やっておくといざという時にちゃんと体が動きます。(東日本大震災時に経験済み)

たかがキャンプと思わずに、しっかり準備をして楽しいキャンプで終われるようにしましょう♪

では皆さんもナイスなキャンプライフを!!

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