キャンプにいったら必ず焚き火をしたいサクラです☺

のんびり焚き火を眺めながら、おいしいコーヒーを飲むのが最高の贅沢♪

そんな焚き火にあると便利なギア!

焚き火ハンガー

お湯も沸かせるし、ダッチオーブンをかけておけば煮込み料理もほったらかした

まま作れちゃう☺

以前作ったんですが、ハンガーに何もかけていないと下に落ちてしまう事が多かったので、
今回は改良型になります。

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材料はこれ

まず焚き火ハンガーに必要な材料です☺

そんなに多くないですよ♪

◆鉄筋2本(丸と異径1本づつ)

◆鉄パイプ1本

◆蝶ネジ2個

異径の方は焚き火ハンガーの柱に使うので、特に加工しません。

丸鉄筋と鉄パイプを加工して使います。

で、次は使う工具です☺

◆カットベンダー

◆ディスクグラインダー

◆インパクト

◆丸ノコ

◆溶接機

◆タップハンドル

◆万力

◆塗料

◆トーチ

材料より工具の方が多いw

その他細かい道具も使いますが、大まかな工具は以上です。

⓵鉄パイプの加工

まずは鉄パイプから加工したいと思います。

ちなみに直径は約2.5cm☺
デジタルノギスで測ったんですが・・・

壊れてるwww

全然デジタルにならないw

とりあえず測れるのでいいんですけど。

次に使うのが、チョークとL型定規。
【石筆】っていう石で出来たチョークを使うと鋼材にもちゃんと印がつけられます。

DIYで鉄筋を使う方にはオススメです。

この石筆を使って鉄パイプの端から約4cmに印を付けます。

付けたら丸ノコでカット!
この4cmの端材を2つ作っていきます。

2つカットしたら、バリ取り。
これをちゃんとやらないと後で手をケガする可能性があるし、見た目もなんだか汚いので
なるべくキレイにしましょう。

ペンチでちぎれる所はちぎってOKです。

ある程度取ったら、グラインダーでさらに削ります。

最後にパイプの中に残ったバリを棒ヤスリでガリガリ。

これで鉄パイプは一旦置いておきましょう。

⓶鉄筋の加工

次は鉄筋を加工していきます。

使う鉄筋は丸鋼!
異形鉄筋は完成した後のハンガーをかける柱に使うので、特に加工はしません。

鉄筋の端から約50cmに印をつけます。

今回はこの50cmの鉄筋を2本作ります。
ハンガー部分になるので、もっとは欲しい方は本数を増やしてくださいね☺

印から鉄筋をカットするんですが、カットベンダーがない方はグラインダーでも
OKです。(ディスクを鉄用に替え忘れないように)

カットしたらハンガーの先端を作ります。

ここでもカットベンダーを使うんですが、持っていない場合はホームセンターで

バーベンダーっていう卓上に置くタイプのベンダーが売っているので、それを使って
みてください。

先端をフック状に曲げたらハンガー部分が8割完成です♪

⓷鉄パイプの加工~その2

最初に作った鉄パイプの材料さらに加工します。

ここで【万力】を使いますよ☺

鉄パイプのパーツ(以下パーツ)を万力で挟みます。
あんまりきつく挟むと潰れてしまうので、動かない程度に!

挟んだらパーツの中心に印を付けます。

インパクトにドリルビットを取り付けて、印部分に穴を開けていきます。

穴の大きさは丸鋼が入るくらい♪

穴を開けたら鉄筋を入れて固定します。

固定の時に便利なのが、溶接で使ったマグネットホルダー!

万力で挟んだ状態のままマグネットホルダーで固定します。

⓸溶接

固定している状態で、鉄筋と鉄パイプを溶接します。

万力に挟んだままで溶接しても問題ナシ♪

つなぎ目を埋めるように溶接していきます。

溶接時は必ず溶接面と革手袋を付けましょう。

私の溶接面・・・かなり世紀末ですがw
おもしろい物が好きな方におすすめです。

ちなみに革手袋は焚き火用を使ってます☺

2本とも溶接したら、スラグ処理をしましょう。

↓↓スラグとは??↓↓

金属の製錬に際して溶融した金属から分離して浮かぶかす。製鋼スラグは特に鋼滓(こうさい)と書き非鉄製錬では鍰(からみ)ともいう。現場では「のろ」とよぶ。道路路盤材やコンクリート骨材として広く用いられる

情報提供元 Weblio

ここまでで焚き火ハンガーの8割が完成しました♪

あと1加工と、仕上げをすれば完成です!

⓹蝶ネジ取り付け

溶接した鉄パイプに蝶ネジを取り付けます。

何に使うかって?

それは完成してからのお楽しみです♪←

溶接してない方の中心にまた印を付けます。

インパクト(ドリル)でまた穴を開けます。
今度は蝶ネジと同じサイズのビットを使いますね!

穴を開けたら、ここで新アイテムの登場です!

あんまり聞きなれない工具が新しく仲間入りしました♪

タップ・ダイスとは、ネジを作るための工具の一種です。ネジには差し込むためのものである雄ネジと、差し込まれる方である雌ネジという2つの種類が存在します。雌ネジを作るときの道具をタップといい、雄ネジを作るときの道具をダイスと呼びます。このタップとダイスを使って、ネジ切り加工を行うことにより、ネジという部品は作られています。このタップとダイスという二つの工具を併せて「タップ・ダイス」という一つの用語で呼んでいます。

モノタロウ

これを使ってネジ山のない鉄パイプに蝶ネジを取り付けようってことです☺

ちゃんとした使い方がありますが、今回は鉄パイプの厚み分なので、気にせずに
回しましたw

これで蝶ネジの取り付け完了です!

⓺塗装

鉄筋素材のままでもワイルドでいいと思いますが、やっぱり見た目キレイな方がいい!

って事で、ハンガー部分を塗装していきます♪

塗装することでサビ防止にもなりますし。

ここで一回蝶ネジを外します。
※これも塗装しますよ♪

使うのは愛用の耐熱ブラック!
ホームセンターの塗装コーナーにあるヤツでもいいんですが、オススメは車用!

車のマフラーってかなり高温になるんですよ。
その熱にも耐えられるので、キャンプギア塗装にはうってつけ♪

塗装する時は全体的に薄くスプレーします。

一か所に集中してスプレーするとダマになって見栄えが悪いです。

薄くスプレーしたら乾かして、また再度スプレーします。
これを3回ぐらい繰り返せばバッチリ!

裏側もお忘れなく♪

しっかり乾燥したら、最後に表面をトーチで焼きます。

塗装屋さんがよく行う【焼付塗装】とはまた違いますが、何か焼いた方が剝がれにくい
気がしますw

完成!!

これで焚火ハンガー完成です!!

蝶ネジを付けたのでフィット感バッチリ☺

材料にあった異形鉄筋を支柱にするので、ハンマーで打ち込んでくださいね♪

あとは支柱にハンガーを取り付けて、キャンプの準備をしていきます☺

まとめ

今回は以前作った焚き火ハンガーの改良版になります☺

元々の形もよかったんですが、新しい形も斬新でなかなかイケてると思いませんか?♪

道具は使いやすい物が一番いいと思うので、ぜひ皆さんも気に入った作り方で焚火ハンガーを
作ってみてください!

キャンプの楽しみ方も新しくなりますよ☺

では、よいキャンプライフを!!

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